
ワルザザートを出発して、カスバ(土のレンガで造られた家が並ぶ城壁で囲まれた要塞のこと)街道を通り、途中、トドラ渓谷やタデス谷の村々を訪れながら、最終サハラ砂漠に到着しました。砂漠でマットを敷いて、プラネタリウムを見ているくらいの星が散りばめられた夜空や流れ星、月が昇る様子を眺めたり、翌日は、足がすくむほどの急斜の高い砂丘に登って朝日を拝んだり(日本人ですねー)してました。同じキャンプに泊まっていたオランダから来たご一家は、生後8ヶ月の赤ちゃんをはじめ、五ヵ国語を操るフォトグラファーの奥様と自然な気配りをされる旦那サマ、私の水を持ってくれたり、ミントティを飲もうとするとさりげなく砂糖を差し出してくれた紳士な8歳の長男と、何かとチョッカイを出してくる次男。車でモロッコを旅している絵に描いたくらいにカッチョエエご一家でした(しかも、朝日を眺めた後、砂漠の90度くらいはありそうな急斜面を皆そのまま走って下っていった。私は迂回しましたよ、もう)。
さて、今はフェズに来ていて、今日の夕方には、ドイツのフランクフルトにフライト、翌日には、関空に向けて出発です。砂漠では、計3時間のラクダでの移動で股が痛いとか、思っていた以上に観光化されていてガッカリすることも多かったモロッコで、また旅をしたいかと言えばビミョーな心境ですが、次に来るなら、モロッコの人たちは、ものすごーく子供好きなので、子どもができてから、オットと一緒に家族で旅してみるのもいいかなー。女ひとり旅は、モロッコでは何かと不便なことも多かったので。
さーて、これで買い付けの旅も終わり。行く前は、行きたくなくってしかたなかったのに、今はこの旅が終わるのがなんだか寂しくってしかたがない。ほんと、そこでそのときに出会う人や出来事って一瞬で、それが楽しかったりすると余計にせつない。旅ってこの繰り返しで、何度出会いと別れを繰り返しても、慣れることはないし、そーゆーものだなんて、わかった風にもなりたくないな。
待ってくれている人のいる旅はいいですね。家族、友だち、このブログを読んでいるかもしれないスキップフライに来てくださっている皆サマ、日々の暮らしで会う人たち。帰りを心待ちにしている人やあの日常が懐かしいっていう気持ちがないと、あてどなく、ふらふらと漂ってしまいそう。そんな旅なんて、心もとなくって、嫌だなぁ。ちょっと寂しかったり、せつなかったり、どこかで心をぐっと掴まれているような気持ちがないとっ。
そーいえば、メルマガで、このブログのことで大風呂敷を広げちゃいましたが、いやー、全然ダメだったんじゃぁないのかな。その日あったことをすぐに文字にするにしては、普段使わないような五感がフル回転しすぎてて、旅が進むほど、ちょっと落ち着いてからではないと、ちゃんと読めるだけの文章に置き換えるのは難しいなと実感しました。なので、読んでくださった皆サマ、す、す、すみません!!
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